この日は開演前のロビーコンサートも収録しました。
ロビーでの撮影は録音に苦労します。
ホールと違って、ロビーでは音の響き方が予想できないのでマイクの位置にも注意が必要です。
本番はカメラ2台での撮影です。
スコアディレクターのいない場合の撮影は、経験と勘が物を言います。
演奏する曲の展開を覚えているかも大事ですが、
次にどのパートが弾くかを、指揮者の動きや演奏者の動きなどでも判断し、
複数のカメラを編集で合わせたときにどんな映像になるかを考えながら撮影します。
初期ロマン派の作曲家は比較的展開が読みやすいのですが、
この日はドビュッシー!!
でもよく知っている「牧神の午後」なのでホッとしました。
収録を無事に終え、なぜか卓球に行きました。
完全に世界卓球の影響です。
カットするM氏