チラシ制作はプロにお任せ!コンサートチラシの作り方
コンサートのチラシ制作をプロに頼みたいけれど、一体どこに依頼すればいいのかわからないという方へ。
本記事ではチラシ・フライヤー制作の外注方法について初めての方にもわかりやすくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
チラシ・フライヤーデザイン制作は誰に依頼したらいいの?
コンサートのプロモーションにあたって必要不可欠なチラシ・フライヤー制作。
チラシやフライヤーのデザイン1つで演奏会に対するイメージが大きく変わるからこそ、こだわりたいところですよね。
ただ、一体どんな業者にデザインの依頼をすれば良いのか迷う人も少なくありません。
そこで今回は、コンサートのチラシ・フライヤーの制作依頼におけるポイントをまとめてご紹介します。外注のメリットデメリットも踏まえてチェックしていきましょう。
専門業者(デザイン会社など)
先ずおすすめしたいのがデザイン会社などの専門業者に依頼する選択です。
メリットとしては、やはりデザイン性の高さです。専門の業者ですのでおしゃれで最新のトレンドを取り入れたデザインもお手のもの。依頼側の要望を汲み取った上で、センスの良いデザインを提案してもらえるケースも期待出来ます。
デメリットとしては、デザインの専門性やクリエイティブスキルが高い分コストがやや高くなるところでしょう。また、印刷までは請け負っていないデザイン会社も多い為、印刷は別注になる可能性を加味して予定を立てる必要があります。
いずれにしても、デザインの質を最も重視したい方におすすめな依頼先です。
印刷会社
チラシやフライヤーを手軽に大量に用意したい方は印刷会社へ依頼する選択がおすすめです。
印刷する枚数が増えるほどお得になる料金パターンが多いため、安く大量に印刷出来るところが最大のメリットと言えるでしょう。
デメリットとしては、デザインに関して細部にわたって注文するのが難しいところです。無料テンプレートの中からレイアウトを選択するケースが多いため、少しオリジナリティに欠けてしまいます。
ですが、印刷まで一貫して依頼できる利便性、安い速いの魅力は捨て難いところ。
量とスピードを最も重視したい方におすすめな依頼先です。
個人デザイナー(フリーランス)
クラウドサービスの利用者増加に伴い、最近はフリーのデザイナーに制作を依頼するケースも増えています。
個人デザイナーに依頼するメリットは、細やかなデザイン依頼が可能でありながらも比較的費用を抑えられるところです。契約について細かい規約のある企業とちがってやりとりで融通が利くところや、自由度が高いところも魅力と言えるでしょう。
デメリットは、企業ではなく個人で営業しているが故にフリーデザイナーの身に何かあった際に納品が不可能となる恐れがあるところです。また、初心者デザイナーに依頼してしまった際にクオリティや対応に不備が出る恐れがあることもあります。
フリーのデザイナーに依頼する際は実績とクライアントからの評価をチェックし、スキルや責任能力、迅速な対応力があるかどうかを見極めた上で依頼するようにしましょう。
細かなチェックが必要になるけど、費用を抑えてオリジナリティを出したい方におすすめな依頼先です。
コンサートチラシが完成するまでの流れ
コンサートのチラシ・フライヤーが完成するまでには、デザインについての相談から始まり様々な工程をこなしていく必要があります。
続いてはデザイン会社・フリーデザイナーへ依頼した場合の完成までの手順についてご紹介します。
①コンサート内容やデザインに関するヒアリング
先ず、依頼先に掲載希望のコンサート情報をテキスト原稿などで伝えます。その際、デザインの希望についてコンサートの趣旨と共に伝えるようにしましょう。
あらかじめ必要な写真を準備しておくことも大切です。レイアウトについて自身で明確なイメージがある場合は、簡単な手書きのレイアウトを送付しておくとデザインイメージの齟齬がなくなりよりスムーズに制作が進みます。
②レイアウトとデザイン制作
依頼者からのコンサート情報と画像素材、ヒアリングしたデザインイメージをもとに制作に入ります。その後、デザインの第一稿データが依頼者に届きます。
③デザインの確認と校正
依頼先よりデザインの第一稿が届いたら、なるべくすぐに内容を確認しましょう。
色味の修正やレイアウト修正など、デザイン面で変更したい部分を確認し、修正希望箇所をまとめてデザイナーに伝えます。納得のいくデザインの修正原稿が届いたら、文字原稿の校正へと進みます。基本的に、デザイナーは依頼者から送付されてきたテキスト情報をそのまま反映させているため依頼主側でも入念なチェックが必要です。曲目など複雑な専門用語が組み込まれていることが多いので、文字原稿については関係者複数人でのチェックをおすすめします。
④お支払い
デザイン修正、テキスト校正を経て問題のない仕上がりとなったら無事完成です。
支払いを確定し、その後印刷業者に印刷を依頼します。
印刷まで一貫して対応してくれる依頼先の場合は、そのままお願いしちゃいましょう。
コンサートチラシ・フライヤーデザインを依頼するときの注意点
せっかくプロの手を借りてチラシやフライヤーを作っても、トラブルが続いたり不満が残る結果になってしまったら悲しいですよね。そうならない為にも依頼者側での事前準備や注意事項を予習しておくことが必要です。
チラシの目的や対象者を明確に伝える
コンサートを知ってもらいたい対象、コンサートで伝えたい趣旨、チラシ・フライヤーを設置、配布する場所等を明確にした上でデザインのイメージを伝えましょう。
例えば、子供向けのコンサートなのに大人っぽい落ち着いたデザインイメージで伝えてしまったりすると、コンサート内容とチラシ・フライヤーから得るイメージに齟齬が生まれてしまいますよね。チラシを手に取る人の目線も大切です。
デザインイメージがわかる資料を事前に準備
デザインイメージは言葉だけで伝えようとするととても難しいです。
そのため、こんなイメージ・世界観でいきたいという見本をデザイナーに共有することが大事。参考とするチラシやファッション雑誌、絵画などを準備するとスムーズです。
写真の解像度とサイズを事前にチェック
コンサートのチラシやフライヤーに特定の写真掲載を希望する場合は、送付する写真の解像度に注意が必要です。
フルカラーの印刷物に写真を使用する場合、実寸サイズで350dpiが必要です。解像度についての知識に自信が無い方は、送付した写真の解像度で問題が無いかデザイナーに相談しましょう。
余裕をもった制作スケジュール
コンサートのチラシ・フライヤー制作にあたって、余裕を持ってスケジュールを立てることは集客にも関わってきます。デザインやテキストの確認が遅れたり、土壇場で何度も修正を入れて納期が後ろ倒しになってしまうと、せっかく素敵に完成しても配布する期間が短くなってしまいます。そうなってしまったら本末転倒ですよね。
コンサートの規模にもよりますが、本番当日からおおよそ3〜4ヶ月前には配布や設置を開始したいところです。チラシ・フライヤーの制作期間は依頼先によって異なりますが、1ヶ月は見ておく必要があります。よって、コンサート本番当日からおおよそ6ヶ月前には制作依頼を始めておくと余裕を持ったプロモーション活動が出来ることでしょう。
まとめ
外注するにあたっても様々な方法がありますし、注意点もあります。
賢くプロの手を借りてコンサートのプロモーション効果UPを狙いましょう。