【演奏会チラシデザイン】テンプレートかプロに依頼、どっちがおすすめ?

コンサートや演奏会に人を集める上で、チラシやフライヤーは必須のツールです。公演の情報だけでなく、公演の雰囲気やイメージを伝えるのにも役立ちます。

では、チラシやフライヤーはどうやって作るのか?本記事では、無料テンプレートを使って自作する方法と、プロのデザイナーに依頼する方法の2種類をピックアップし、それぞれのメリット・デメリットなどを比較しながら解説します。

コンサートや演奏会のチラシ・フライヤーを作成する方法

冒頭で述べた通り、コンサートや演奏会のチラシ・フライヤーを作成する方法は、①無料テンプレートを使って自作するか、②プロのデザイナーに依頼するかの2種類です。

両方にメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶのが良いかはケースバイケースといえます。以下にそれぞれの方法を比較していくので、判断基準のひとつにしてみてください。

①無料テンプレートを使って自作する場合

完全にイチからデザインしていくのは、プロでもないかぎり現実的ではありません。よって、自作の場合は無料テンプレートを使うのがまず候補に入るでしょう。この場合のメリットやデメリットは次の通り。

メリット

・費用を抑えられる
・元々ある作品をベースにできる
・制作のノウハウを蓄積できる

無料のテンプレートであっても、昨今のものはクオリティの高い作品がベースになっているため、初心者でも一定程度のクオリティで自作が可能になっています。また、2作目、3作目と制作を重ねてノウハウを貯めていくと、より良いクリエイティブを生み出せるのも大きなメリットです。

デメリット

・作業に時間を割かれる
・デザインの知識ゼロではさすがに活用できない
・自分の演奏会の特色を伝えきることは難しい

自分で作るとなると、デザインから印刷、配布まで、もろもろの作業にかかる時間を考慮しなければなりません。練習や日常生活を、多少なりとも犠牲にする必要が出てきます。

また、デザインの知識がまったくのゼロでは、テンプレートをうまく活用できないのが正直なところ。さらに、テンプレートは汎用的なものが多いため、自分の演奏会の特色を押すオリジナルのデザインを作ることも難しいです。

費用と時間

メリット・デメリットのところでお伝えした通り、無料のテンプレートを使う場合、費用を抑えられる一方で時間がかかります。

プロに依頼する場合、費用相場は、A4サイズの片面カラーチラシ100部で3万円~。これにはデザイン料・印刷料といったもろもろの料金が含まれます。ただし、実際には業者によってかなりの差がありますし、撮影料や修正料などが別途かかるケースもあるので、あくまで参考程度の情報となります。

自作の場合、デザイン料は発生しませんが、印刷代がかかります。例えば印刷だけ業者に依頼すると、小数部印刷の場合、片面カラーで1部20円~というのが相場です。

加えて、デザインに必要な時間も考慮しなければなりません。テンプレートのテキストと画像を差し替えるだけの簡単な内容であれば、デザイン初挑戦の人で2~3時間。テンプレートをベースに、レイアウト調整や素材追加といったカスタマイズをするのであれば、デザイン初挑戦の人だと数時間はかかるでしょう。

これはデザインの時間だけであり、素材の準備や文面の考案、印刷などもあわせると、トータルで十数時間を見る必要があります。

多くの奏者は、練習や公演準備に注力したいはず。自作によって浮く費用が、自作によって割かれる時間と釣り合うかを、よく検討する必要があります。

②プロのデザイナーに依頼する場合

次は、プロのデザイナーに依頼する場合のメリットやデメリットなどを見ていきましょう。

メリット

・高品質なクリエイティブを活用できる
・自分の時間を割くのは最低限で済む
・事前にデザインイメージに関するヒアリングを丁寧に行ってくれる
・デザイン〜印刷〜納品までをお任せできる。

餅は餅屋というように、プロのデザイナーは、演奏会のイメージや魅力を最大限に引き立てる知見を有しており、テンプレートでは表現出来ない細やかなデザイン対応が可能です。これにより、チラシやフライヤーを見た人が興味を持ち、イベントに参加したいと思ってくれやすくなります。

デザインに関する事前のヒアリングも丁寧に行ってもらえるので、どのようなデザインにしたいか、イメージが決まってない場合でも安心して相談しながら進めることが出来ます。

また、デザインから印刷まで、まとめて対応してもらえるので、奏者自身は制作から解放され、練習や準備に集中できるメリットもあります。貴重な時間をより有効に活用できるのは大きいですね。

デメリット

・自作に比べて費用がかかる

前述の通り、業者やデザイナーによって費用は大きく異なりますが、100部あたり数万円は見積もっておいた方がよいでしょう。

費用と時間

プロに依頼する場合、費用がかかる一方で、自分の時間を節約できます。

写真素材の準備や業者とのやり取りは必要ですが、自作に比べるとかかる時間は格段に少なく済みます。さらに、デザインの品質が高いため、より訴求力の高いクリエイティブを生み出すことが可能です。

これらにより、練習や準備を入念にでき、観客を呼びやすくもなります。最終的な公演の成功につながりやすいのは間違いありません。

無料テンプレート?プロに依頼?結局どっちがいい?

結局どちらが良いのか?これは、目的や予算、時間などに応じて選択することが重要です。

無料テンプレートが向いているケース

「予算が限られている」「自分でデザインに挑戦したい」こういった方は、無料のテンプレートを使って自作するのがおすすめ。

ただし、そうであっても、配色や配置、フォントといったデザインの基礎的な知識は押さえておきましょう。プロの作品がベースになったテンプレートとはいえ、知識ゼロの状態だとうまく活用できません。

【人気の無料テンプレートサイト】
Canva
デザインAC
ラスクル

プロに依頼するのが向いているケース

「クオリティを重視したい」「演奏に集中したい」こういった方は、プロのデザイナーに依頼するのがおすすめです。

依頼の際に気をつけたいのは、提示された料金の内訳と納期です。撮影料や素材料、修正料などは別途かかるケースもあり、ここのチェックを怠るとトラブルになりかねません。また、納期が長すぎると配布が間に合わないかもしれないので、宣伝の計画を立ててから業者の選定を行いましょう。

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まとめ

言うまでもなく、チラシやフライヤーは、イベントの成功を左右する要素です。

これを自作するかプロに依頼するか、どちらにも長所と短所があり、絶対的な正解はないといえます。ですので、自分の状況に合わせて選ぶことが重要です。

ぜひ本記事を参考に、比較検討を進めていただければと思います。